法光寺について
山門横に座す「言成地蔵尊」(いいなりじぞうそん)は、願をかければ何でもかなえてくれるという信仰があり、人の見ていない時に願をかけるとよく願いがかなうといわれていることから、
早朝や夜に願をかける参拝者が多いです。また山門前には300年を経過した六地蔵や庚申塔、単立地蔵、名号塔など多くの石仏が、訪ずれる人々を迎えてくれます。また「鶯や卯の花垣に老を啼く」を刻んだ中島茫軒句碑は、大正十三年に建立されました。
山門をくぐり境内に入ると、多くの石仏が並び、中でも参道沿いの岩上に立つのは、十一面観音像と地蔵菩薩像の石仏で昭和二十年に建立されました。
かたわらには法光寺では最も古い六地蔵の石灯籠があります。承応四年(1652年)の年号が刻まれています。そのほかに近年、水子供養のための観音像や無縁仏供養のための地蔵菩薩像があります。
※クリックで拡大します。